読書手帳とは、読んだ本を1冊ずつ書き留めていく記録帳のことです。市販の専用手帳もあれば、図書館が利用者に配布しているもの、普段使いの手帳の後ろに数ページ割いているだけのものもあります。形式に決まりはありません。
共通しているのは目的です。読書手帳は書評を書くための場所ではなく、自分が何を読んだかを自分が思い出せるようにしておくための場所です。読み返す相手は他人ではなく、数年後の自分だけ。この前提を確認しておくと、書く量の判断がかなり楽になります。
読書手帳が続かない理由の多くは、意志の弱さではなく設計にあります。書く項目が多すぎる、感想を書かないと未完成に見える、持ち歩いていないときに読み終えてしまう。このページでは、読書手帳に何を書けばよいのか、どうすれば続くのか、そして紙とデジタルをどう使い分けるのかを整理しました。
読書手帳とは、読んだ本を1冊ずつ書き留めていく記録帳のことです。市販の専用手帳もあれば、図書館が利用者に配布しているもの、普段使いの手帳の後ろに数ページ割いているだけのものもあります。形式に決まりはありません。
共通しているのは目的です。読書手帳は書評を書くための場所ではなく、自分が何を読んだかを自分が思い出せるようにしておくための場所です。読み返す相手は他人ではなく、数年後の自分だけ。この前提を確認しておくと、書く量の判断がかなり楽になります。
デジタルの話に進む前に、紙の利点を確認しておきます。ここを軽く見ると、単に不便な方へ移るだけになります。
最後の一点は特に大きく、これはデジタルが最も苦手とするところです。データは増えても重くならないので、量の実感が生まれにくい。後述しますが、この弱点を埋める工夫が要ります。
続かない読書手帳は、たいてい項目が多すぎます。最初は次の5つだけで始めてください。
余力があれば、価格・入手先(書店/図書館/電子)・ひとことの感想を足します。ただし感想欄は必須にしないでください。感想が書けないという理由で1冊分の記録がまるごと落ちるのは、明らかに損です。
もう一つ有効なのが、所有の状態を分けて持つことです。読んだかどうかとは別に、その本がいま手元にあるのか、貸しているのか、電子で持っているのか、売ってしまったのか。DOKUCHO ではこれを保有/貸出/電子/売却/予約/借用/返却の7つで管理しています。読書の記録と蔵書の管理は、似ているようで別の軸です。
読書手帳が途切れるとき、原因はほぼ次のどれかです。
3つ目への対処は明快で、空白を許すことです。読書は毎日発生するイベントではないので、日記のような連続性を求める必要がありません。読み終えた日にだけ1行が増える、という設計にしておけば、2か月空いても記録は破綻しません。
デジタルの読書手帳が紙より優れているのは、書く楽しさではなく、書く手間と集計です。
手書きの項目が5つあると1冊1分はかかりますが、スキャンなら10秒で済みます。この差が、続くかどうかを分けます。
先に触れた通り、デジタルの弱点はデータが厚くならないことです。100冊読んでも、画面上では一覧が長くなるだけで、手応えが伴いません。
DOKUCHO が銀行の通帳のかたちを借りているのは、この問題への答えです。1冊読むごとに1行が印字され、ページ数や金額が残高として加算されていく。手帳の厚みの代わりに、増えていく数字が量の実感を担います。残高の計算方法はページ数・金額(円)・冊数の3種類から選べ、口座ごとに設定できます。
そして貯まった残高は、自分で決めたルールで「出金」できます。1,000ページ貯まったらケーキ、5,000ページで新しい本。読書は義務ではないので、続ける理由は前向きなものであるほうがいい。子どもの読書習慣づけに使われる読み方でもあります。
記録の見え方には好みがあります。DOKUCHO は2つのデザインを用意していて、設定でいつでも切り替えられます。記録そのものは共通なので、切り替えてもデータは変わりません。
表紙も6色から選べます。紙の手帳を選ぶときと同じように、自分の1冊として選んでください。1冊が既定で20ページ分あり、いっぱいになると次の冊へ繰り越されます。冊数が増えていくこと自体が、紙の手帳の厚みに近い役割を果たします。
紙かデジタルかを決めきる必要はありません。実際に無理がないのは分担です。
こうすると、紙は「書きたいときだけ開くもの」になり、義務から外れます。網羅性はデジタルが担保するので、紙に空白があっても記録全体は途切れません。読書手帳が続かなかった経験がある場合、この分担が一番効きます。
手帳のかわりに、1冊持つ
口座の開設は無料です。縦型(手帳風)と横型(銀行風)はいつでも切り替えられます。まずは直近に読み終えた1冊を登録するところから。
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